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建築模型
建築模型とはすなわち建築物の完成予想模型です。
二次元の図面を三次元に立ち上げる建築模型は完成イメージを把握するのに効果があります。建物を建築するには必ず図面をもとに打ち合わせが必要になります。しかし
なかなか建築物の形状は専門分野にたづさわっている我々からするとなんでもないことですが素人のお客様にしては理解しづらいものです。
最近はCG(コンピューターグラフィックス)が流行していますが、まだまだ「模型」を手にとってみた時のあの立体感にはかないません。模型は製作することが目的ではありません、あくまでもお客様の大切な家を建てる際のプレゼンテーションツールです。家が出来てしまうとその模型の役目を果たしたと言えます。
木造軸組模型
1階床面積 84.47平方メートル
2階床面積 69.19平方メートル 延べ床面積 153.66平方メートル
工法 木造軸組工法
縮尺 1/20
制作日 2003年5月
設計・施工 東翔建設株式会社
模型台 木製パネルの上面と側面に白いケント紙を張りました
基礎工事 防湿基礎H=400ミリ 5ミリ厚のチレンボードを使用。通気口は気密住宅 のため設けませんでした
土台 大引・火打土台は桧材を使用。束は鋼製束を使用の為黒の針金にプラスチ ックを加工しました。土台を敷き大引・根太と実際の施工順に作りました
1階軸組 階高:2950 天井高:2400 内法高:2000 柱:間柱:@450 筋違い・
根太(@300)は桧材使用。和室には床柱を付けてみました。梁の組み立て には桁と桁を挟むハタガネがあると楽です。
2階軸組 1階と同様柱・間柱・筋違い・根太等に桧材を使用。材料の寸法は均一に
誤差の無いようにすると組み立ても楽です
小屋組 寄棟4/10勾配 軒の出は700ミリ棟木・隅木・母屋・垂木・破風はヒノキ材 を使用。雲筋違い・小屋筋違いも施工しました
植樹 植樹も作ってみました、針金(太・細)を加工し着色材料で植木・土等を作っ てみました。何も無いよりは建物の見栄えが良くなったと思います。
ケース ケースは3ミリ厚のアクリル板で作りました
その他のカット
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